株式会社ディーノプロジェクトは、情報処理の促進に関する法律に基づく「デジタルガバナンス・コード」に対応し、以下のとおりDXの取り組みを公表します。
経営ビジョン・ビジネスモデル
当社は「運送業者ではなく、物流業者をめざして」を掲げ、一般貨物・利用運送・軽貨物を軸とした総合物流事業を中核に、人材派遣・古物・輸出入までを一体で担っています。ドライバーの担い手不足や「2024年問題」による労働時間規制への対応が求められるなか、この理念をデジタルの力で実現すべく、当社は「デジタルで回る物流会社」への転換を経営ビジョンに掲げています。
紙・ホワイトボード・電話・FAXに依存した従来の配車業務を、自社開発の配車・売上管理システムを中核としたデジタル基盤へ置き換え、属人化していた配車ノウハウを仕組みへと変えます。これにより、少ない事務工数で高い稼働を実現し、ドライバー・配車担当・経営がリアルタイムに同じデータを見て動ける物流モデルを構築します。
DX戦略
組織・人材・企業文化
- 生成AIを活用した内製開発体制により、現場の要望を迅速にシステム化し、当社自身が業務改善のサイクルを回します。
- 配車担当・ドライバーがスマートフォンから実績を直接入力する運用へ移行し、二重入力をなくすデジタル文化を全社に根づかせます。
- システム操作教育と、データに基づいて判断する習慣づけを全社で進めます。
ITシステム・デジタル技術の活用環境
- 自社開発の配車・売上管理システムにより、配車・実績・売上をスマートフォンから一元的に扱います。
- 配車・売上・請求データをクラウド上で一元管理し、拠点や端末を問わずリアルタイムに参照できる基盤を整備します。
- 一部でExcelにより行っている集計・台帳管理を順次システムへ統合し、会計データとの連携により経営数値の一元把握を進めます。
成果指標(KPI)
戦略の進捗を測る指標を設定し、定期的に実績を評価・見直します。
| 指標 | 狙い | 現状 | 目標 |
|---|---|---|---|
| 配車業務のシステム入力率 | 紙・ホワイトボード脱却 | 約20% | 2027年までに80% |
| スマートフォンによる実績入力率 | 二重入力の削減 | 約10% | 2027年までに90% |
| 事務処理(二重入力)工数 | 生産性向上 | 約40時間/月 | 20時間/月(半減) |
| 月次決算・売上締めの所要日数 | 経営判断の高速化 | 約10日 | 5日 |
| 時間外労働時間(ドライバー) | 2024年問題対応 | 現状水準 | 年間960時間上限を全員遵守 |
※ 現状・目標は運用状況に応じて見直し、実績に合わせて更新します。
ガバナンス
- 経営者のリーダーシップ:DXは代表者が主導し、投資判断と推進の優先度を経営者が決定します。
- サイバーセキュリティ:下記「情報セキュリティ基本方針」を定め、重要データをアクセス制御・認証・バックアップにより保護します。IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」を参照し、継続的に見直します。
- 情報発信:本DX戦略を当社ウェブサイトで公表し、継続的に情報発信します。
情報セキュリティ基本方針
株式会社ディーノプロジェクトは、物流事業を通じてお客様・取引先からお預かりする情報および当社の事業情報を重要な資産と認識し、これらを適切に保護することを経営上の責務と位置づけ、以下の方針に基づき情報セキュリティ対策に取り組みます。
- 経営者の責任のもと、情報セキュリティを維持・改善する体制を整備します。
- 情報セキュリティに関する法令・規範を遵守します。
- 配車・売上・請求・顧客情報等の重要データについて、アクセス制御・認証・バックアップ等の対策を講じ、漏えい・改ざん・喪失を防止します。
- 従業員に対し、情報セキュリティの重要性を周知し、適切に取り扱うよう教育します。
- 継続的に対策を見直し、改善します。
制定日:2026年8月1日 株式会社ディーノプロジェクト 代表取締役 高橋 克也